2020年9月3日木曜日

変形Y形シンプルカテナリ式架線が残る区間

昭和43年10月国鉄全国ダイヤ改正で特急電車の最高速度が120km/hに引き上げされ、東北本線、信越本線、北陸本線、山陽本線、鹿児島本線などの一部区間で変形Y形シンプルカテナリ式の架線が採用されました。
その後は新幹線延伸で特急電車の運転が無くなり、また架線の技術向上で昭和末期までに多くが無くなり、今はわずかに残っている程度です。
岡山県内の山陽本線でも昭和50年頃までは多くの区間で見ることができましたが、昭和末期~平成初期ごろに絶滅してしまいました。
しかしお隣の広島県の山陽本線・安芸中野駅海田市駅に現在も★変形Y形シンプルカテナリ式の架線が上下線共に残っています。

★印は動画あり











大力第1踏切付近






山陽新幹線高架下・新しい可動ブラケットも







海田市側の末端部







変形Y形シンプルカテナリ式